電気を使う製品はすべて熱を発生させるので、電気製品全般に電気絶縁材料を利用します。
その際、製品が機能する時にどのぐらい熱を発生させるのかによって、耐熱区分を決める必要があります。
そこで、発生する熱に応じて最適な絶縁材料を選ぶためのスケールとなるものが必要となるわけです。
それが耐熱区分です。一般に、耐熱区分が高くなればなるほど、価格は高くなります。
200℃(以上)
- 積層板
- マイカセラミック(700℃)、ミオナイトB(500℃)
ミオレックス(250℃)、ミオナイト(200℃)、マイカ、ポリイミド
- テープ(非粘着)
- フッ素樹脂
- チューブ
- フッ素樹脂
- エンジニアリングプラスチック
(連続使用温度) - PI/Vespel (288℃)、PTFE、PBO (260℃)、AURUM、
PAI/TORON (250℃)、PEEK、PAI/TIポリマー(250℃)